結論サマリー
- クーポンは4つの型があり、型が決まれば誰が払うか・精算がいるか・他のクーポンと一緒に使えるかが自動で決まる。
- 1回の注文で使えるクーポンは最大2本(カート枠1本+商品枠1本)。①と④は同じカート枠のため同時に使えない。
- 出店企業が負担するクーポンだけ精算が必要。集計は自動、PVへの最終入力だけ長縄さんが手動で行う。
14つの型
①全体セール
運営 or 按分
誰が出す運営
対象全商品
使うきっかけキャンペーン
②企業申請
企業が払う
誰が出す企業の申請→運営が発行
対象自社・自社商品限定
使うきっかけ企業からの申請
③運営限定
運営が払う
誰が出す運営
対象企業・商品限定
使うきっかけ企画
④行動トリガー
運営が払う
誰が出す運営
対象全商品
使うきっかけレビュー投稿・登録等
同じ枠のクーポンは同時に使えない
②と③は商品枠が同じなので同時に立てない。①と④はカート枠が同じなので、キャンペーン中でも行動トリガーのクーポンとどちらか1本しか使えない(2章)。
21回の注文で使えるのは最大2本
クーポンは商品枠・カート枠の2つの枠に分かれ、各枠1本まで同時に使える。同じ枠のクーポン同士は一緒に使えない。
つまり
(①か④のどちらか)+(②か③のどちらか)の最大2本まで同時適用できる。各クーポンで「他と一緒に使ってよい」設定を個別にオンにする必要がある(自動では効かない)。
配送枠(送料無料)は使っていない・再検討中
Shopifyにはもう1つ「配送枠」がある。送料無料クーポンを取りやめた理由(DEC-0129)は技術的な制約ではなく、コスト管理とメッセージングの判断だったと2026-08-05に確認(DEC-0216)。④を配送枠に変えれば①と両立できるが、「送料無料の原資が出店企業の持ち出しになっていないか」がまだ未確認(PuppetVendors公式ドキュメントに記載なし)。実機テスト注文で確認してから再導入するかを判断する。
3具体例
例1|浜勘さんのカニに③運営限定10%オフを出す
- 運営が「カニ10%オフ」コードを発行(対象=浜勘のカニのみ)
- お客様がコードを使って購入
- 負担は運営100% → 精算は発生しない
例2|浜勘さんが自社商品に②企業申請クーポンを出す
- 浜勘が運営に「自社商品10%オフ」を申請
- 運営がコードを発行(浜勘の商品専用コード)
- お客様がコードを使って購入
- 負担は浜勘100% → 月次精算で自動集計→長縄さんがPVへ転記
4精算はどう回るか
なぜ最後だけ手動か
PuppetVendorsに調整額を書き込むAPIが存在しないため。計算・突合・検算は自動化できるが、画面への入力だけは人が転記する。対象はセール系・按分系のみで月数行〜十数行程度。
5おまけ同梱(クーポンとは別の仕組み)
「特定クーポン使用者にだけ無料の同梱物を付ける」施策。割引ではなく現物の同梱なので、4章の精算とは無関係。
注意
このタグは全出店企業から見える設定。社内専用のメモを注文タグとして作らない。
6クーポン発行時の必須チェック
- 出店企業商品の割引率は10%まで(手数料15%が壁。それ以上は売るほど赤字)
- 4つの縛り:①お一人1回 ②総利用回数の上限 ③期限 ④対象商品を明示
- ②企業申請コードは企業ごとに別コード(1本のコードを複数社にまたがらせない)
- 企業負担にする場合は事前合意必須・支払明細に独立行で明記
- 「通常価格◯◯円→」の二重価格表示は書かない(景表法リスク)
8用語集
- PV(PuppetVendors)
- 出店企業ごとに売上・注文・精算を管理するアプリ
- Payout Adjustments
- PVの精算金額を手動で調整する機能。画面操作のみで自動化不可
- 注文タグ
- 1件の注文に付けるラベル。おまけ同梱の目印に使う
- 商品枠・カート枠
- Shopifyのクーポン分類(正式名はPRODUCT/ORDERクラス)。各枠1本まで同時に使える。ほかに配送枠(SHIPPING)があるが送料無料クーポン禁止のため現状未使用
9出典・関連記録
- 決定:DEC-0128/0129/0131/0136/0137/0142/0144/0145/0165/0166/0214/0215/0216
- 詳細背景(割引率10%の算定根拠・稼働中コード一覧):
20_めっけMON/00_今使う/作業記録/20260727_クーポン基本方針_v1.html
- おまけ同梱の実装手順:
20_めっけMON/80_検討資料/20260805_クーポン連動おまけ同梱_注文タグ方式_実装ガイド_v1.html
- 精算の自動集計:Shopify Admin GraphQL(LineItem.vendor/discountAllocations/DiscountCodeApplication.code)で技術検証済み(2026-08-05)
- 本資料のルール:
00_運営ルール/仕組み説明資料ルール.md(DEC-0214)